商品を売れる形に仕上げるデザイナーが大切にしている4つのこと

愛知県名古屋市で、パッケージデザインとイラスト制作を専門に行う
HACOTONE Design(ハコトーンデザイン室)です。
食品・化粧品・雑貨など、これまで数多くの商品を「売れる形」に仕上げてきました。
本記事では、私がパッケージデザインを制作する際に大切にしている4つのポイントをご紹介します。
新しいブランドや商品を立ち上げたい方、デザインの方向性で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
1. パッケージだけ作って終わりではない
パッケージが完成すればゴールだと思われがちですが、実際はそこからがスタートです。
ブランドロゴ、ペーパーバッグ、パンフレット、ECサイト用の商品写真やSNS画像など、販売促進に必要なデザインは多岐にわたります。
別々のデザイナーに依頼すると時間やコストがかかるだけでなく、ブランド全体の統一感も損なわれやすくなります。
当スタジオでは、必要に応じて関連デザインも一括で制作。ブランドの世界観を崩さず、効率的に形にしていきます。
商品とパッケージひとつ作ればそれで終わり、というわけではなく、
完成した商品を消費者へ届けるために、さらに様々なデザインが必要になります。
そして、それをそれぞれ違うデザイナーに頼んでいたら時間がいくらあっても足りませんし、
作り手がバラバラになることで、せっかく作り上げたブランドの統一感が崩かねません。
そのため、必要があればパッケージにまつわるデザインをトータルでお手伝いしています。
商品とブランドの価値を、目に見える形で演出するのがデザイナーとしての役目だと思っています。
2. 完成後の姿を具体的に想像する
パッケージデザインは、名刺やチラシのような平面とは違い、立体物として完成します。
そのため、
- 売り場での陳列状態
- 消費者が手に取った時の見え方
- 印刷方法や紙質による色味の変化
など、完成後の姿を事前に想定することが欠かせません。
私の行っている名古屋市のHACOTONE Designでは、食品パッケージ専門の制作会社と化粧品メーカーで培った経験を活かし、印刷会社とのやり取りや入稿データ作成まで、安心して任せられる体制を整えています。
3. 商品と消費者をつなぐ「きっかけ」を作る
パッケージは商品の“顔”であり、消費者に手に取ってもらうための最初の接点です。
大切なのは見た目の美しさだけではなく、
「この商品を選びたい」と感じてもらえるメッセージを込めること。
そのために、私は必ず生産者の想い・商品の背景・ブランドの物語を深くヒアリングします。
デザインを制作するのはそれからです。
消費者が共感し、愛着を持って購入できるパッケージを目指しています。
4. 商品は、生産者にとって“我が子”のような存在
どの商品にも「生まれた理由」「歩んできた歴史」「これからの未来像」があります。
それを理解せずにパッケージを作ることはできません。
私は生産者の想いを受け止め、
「作る人」「売る人」「買う人」全員が納得できる形に落とし込みます。
完成品を手に取った瞬間、生産者が誇りと喜びを感じられること――
それが私のデザインのゴールです。
まとめ
パッケージは、ただの包装ではなく、商品の価値を最大限に引き出す重要なツールです。
愛知・名古屋市でパッケージデザインをご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。
初回相談は無料で、オンライン・対面どちらも可能です。
商品の魅力を“売れる形”にするお手伝いをいたします。